
子どものときから間取りが好きで、よく方眼紙に間取りを書いて妄想していました。その幼少期の遊びから生まれた一冊です。
「部屋」は人の無意識の入れ物。
「窓」や「ドア」は外界との接続点。
そんなことを頭に置いて13の間取りを考え、物語を紡ぎだしました。
犯罪事件や死体は出て来ませんが、心の中を波立たせる小さな出来事や謎が仕込まれています。解説は春日武彦氏。
サイン入り。付録として13の間取り図を載せた冊子がつきます。
(この冊子は通販とカタリココ文庫特約店で購入した本のみに付き、アマゾンや大型書店で買った場合は入っていません)